【社会人から公務員へ】中途採用で公務員になるには社会人採用枠を受けよう

公務員

社会人から公務員になるにはどうするればいいんだろう?

公務員に転職したいと思っている方は多い。

不況でも比較的安定している公務員の人気は今後伸びてくると予想できます。

しかし、どうやって公務員になればいいかわからない?

社会人として経験があれば一般試験よりも簡単に合格する方法があります。

社会人採用枠を受験しましょう。

○この記事でわかること

  1. 公務員のなり方
  2. 社会人枠と一般採用枠の違い
  3. 公務員で活躍できる人とは

○自己紹介

某中核市で約五年ほど公務員として働いてきました。その他、外資系企業や大手ホテル業界でも仕事を経験しました。元公務員として情報を発信していきます。

目次

社会人が公務員になる方法

スーツにジャンパーを着た人のイラスト

○一般採用

一般採用は皆さんご存知の通りの普通の公務員試験です。

大卒、短大卒、高卒程度と学歴でわけられ、更に年齢の条件も加わってきます。新卒、既卒、社会人と幅広く受験が可能です。

年齢はおおよそ30歳前後が上限になっています。そして、学歴によっても年齢の上限が変わってきます。

学歴で教養試験の難易度が変わる他に、大学を卒業してなくても大卒程度の学力があれば受験できる所もあります。

受験条件の学歴と年齢は要チェックです。

 

○社会人採用枠

民間企業での職務経験のある人が対象。

受験資格として職務経験が通算5年を目処にしている所が多い。

また、年齢の条件も一般枠に比べて高い傾向にあります。

一般枠より職種や人数が限定されます。また、専門性や技術が求められ、即戦力になることが期待されます。

このように一般枠と社会人枠にどちらかで公務員試験を受験しなければなりません。

社会人採用の受験資格があるか確認しよう

  • 年齢
  • 学歴
  • 必要な資格
  • 職歴

主にこの4つが受験資格になります。

一般職(事務職)を受験する場合には年齢、職歴、学歴が条件になります。

しかし、他の資格を必要とする職種もあります。

医師や栄養士、保健師など資格所持者を対象とした試験もあります。

さらに、土木関連の職種は建築関連の職歴や学歴を必要とする所があります。

資格保持者の試験は受験者も比較的少なく事務職より合格の可能性が高くなります。

もし受験資格が無い場合

万が一職歴などで受験資格が無く、社会人採用枠での受験ができない場合はどうすればいいか。

一般枠で条件の合うところを受ける以外公務員になる方法はありません。

一般枠は現役学生や浪人生も受験してきます。

一般試験は社会人採用枠と比べて筆記試験の教養試験が難しいです。

社会人の場合働きなが勉強しなければならないのでかなり厳しい戦いになります。

【働きながら公務員】社会人の公務員試験は無理?スケジュール・勉強法を紹介
社会人が働きながら公務員試験を勉強するには時間が足りなすぎます。長期的に計画を立てて勉強していく必要があります。実際に私がどのような計画を立てて勉強していたのか解説していきます。仕事との両立は十分可能だと考えます。

社会人採用枠の試験内容

  • 教養試験
  • 小論文
  • 面接

主にこの3つです。

自治体によっては一般受験者と一緒に集団討論や集団面接を受けさせる所もあります。

1次試験に教養と小論文、2次試験に面接を行う所が多いです。

また、教養試験は一般枠に比べて難易度が低くい傾向にあります。

教養試験の出題内容は一般枠と変わりないです。

公務員で活躍できる人とは

基本的に民間企業で職歴を積んできた人は即戦力として期待されます。

正直、公務員の世界は特殊で民間企業経験者からしたら驚くところも多いです。

民間から転職して公務員で活躍する人はどんな人か挙げていきます。

専門的な知識・技術を持っている人

これは土木や資格ありの職種での活躍が期待されます。民間企業での経験をフルに活かすことができます。

社会人枠に多いのが専門的な資格がある求人です。新卒より即戦力としての活躍が求められます。

更に、どの職種限らず、英語ができる人は重宝されます。

昨今、外国人の移住が増えて、対応しなければなりません。

役所も英語の勉強会を開いたりと対策をしています。

英語スキルのある方は面接でもアピールできるポイントです。

周りの環境に柔軟に対応できる人

公務員の仕事は日々決まった流れはありますが仕事の範囲が広い分、やることが変化していきます。

当然イレギュラーなこともあります。

例えば台風などの災害時の業務やコロナウイルスでの給付金の業務などです。

また、年単位で必ず異動が行われます。

異動先ではまた1から仕事を覚えなくてはなりません。

常に環境が変化します。配属先によって仕事のやり方が違いますし、前の部署のやり方が通用するかわかりません。

ですので環境の変化に柔軟に対応できる人が強いと考えます。

市民のため街のために働ける人

公務員は全体の奉仕者と言われます。

市民の為、街のために活動しなければなりません。

営利を目的にしないから民間より楽だとか良く聞きます。

しかし、公務員の場合何かと市民からのクレームや厳しい目が向けられます。

街のために全力を尽くしているかどうか常にチェックされています。

感謝されることも多いです。しかし、その反面で非難されることも多いです。

市民の為、街のために頑張っていてもバッシングされたりクレームを言われたりするかもしれません。

理想と現実のギャップで離職する人が多いのも公務員です。

しかし、それでも街を良くするため、市民のために全力を尽くせる方が活躍します。

まとめ

社会人から公務員になる方法は複数ある。

一つの自治体が条件が合わなかったからと言って諦めることは無い。

また、民間企業での社会人経験があったほうが公務員の世界でうまく立ち回れる。

これまでの社会人経験は他の新卒や浪人生より社会や仕事をしっている点でアピールポイントになる。

必ず公務員なると言う強い意志を持つ

民間での経験を活かせるところがないか考えよう。

 

 

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