こんにちはマサです。
フリーターとして働いている人は年々増加しています。
コロナウイルスを期に働き方が変わり、これまでとは違った価値観が生まれてきました。
お金や地位、名誉はいらない。自由な時間と好きなことをしたい。そんな思いからフリーターで働く人が増えてきています。
しかし、フリーターをしている人、フリーターで働くことを考えている人の心配は一つでしょう。
一生フリーターとして働き続けることはできるのだろうか?
結論から言います。
フリーターとして一生働くことは可能です。
しかし、現実は厳しいものがあります。働き続けることは可能だけど、条件が厳しい。
※フリーターから正社員になるポイントをまとめました

〇この記事の対象者
- フリーターとして働いている人
- これからフリーターを考えている人
- フリーターに不安がある人
〇自己紹介
某中核市で約5年ほど公務員として働いてきました。その他、外資系企業や大手ホテル業界で仕事をしてきました。フリーターとして4年働いていた経験があります。フリーターとしての不安もわかります。自分の過去を振り返りながら情報を発信して行きます。
フリーターとは
日本で正社員・正職員以外の就労雇用形態(契約社員・契約職員・派遣社員(登録型派遣)・アルバイト・パートタイマーなどの非正規雇用)で生計を立てている人を指す言葉。学生は含まれない。中学校卒業・義務教育課程修了後の年齢15歳から34歳の若者が対象である。
非正規雇用で働いている人全般を指します。アルバイトで生計を立てている人だけを指す言葉ではありません。
1985年ころの誕生した言葉です。フリーアルバイターの略で広がっています。
バブル期には新卒の正社員よりフリーターのほうが稼げたなんてこともあったそうです。
当時はフリーターは若者の自由な生き方の象徴のような形でありました。
フリーターには2パターン存在する
私はフリーターには2つのパターンが存在すると考えます。
- 夢追型
- 自由追求型
夢追型
その名の通り、自分の夢を実現させるため働いている人です。生活費を稼がなければならない。しかし、夢を実現させるために自由な時間が欲しい。
そんな人が当てはまります。
フリーターの最大のメリットとして時間が自由に使えるところがあります。働く時間を調節できる。休みも取りやすい。その上、ある程度のお金を稼ぐことが可能である。
自分のために時間を使いやすくなる。夢を実現するために全力投球できるのがフリーターの特権です。
お笑い芸人、歌手、ミュージシャンなどを目指す人が夢追型に該当します。
私自身も昔、夢を実現するためにフリーターとして働いていた時期がありました。
休みも取りやすかったですし、自分の時間を確保できて夢を実現することができました。
自由追求型
自由な働き方、生き方をしたい人に多いタイプです。最近は自由追求型の人が多い傾向にあります。
自分の時間を大切にしたい。正社員みたいに責任の重い仕事は避けたい。仕事に人生を左右されたくない。
そんな思いをもっている人が選択する働き方です。
若い人に多いタイプの印象。実際に、20代で新卒の会社を辞めて、ウーバーイーツでバイトをしながら働いている人の特集を見たことがあります。
お金はほどほどでいい。車はいらない。住まいも豪華でなくていい。
自分の自由な時間と好きなことをして行きて行きたいとの思いからフリーターを選んだそうです。
フリーターに対する世間の目
働き方や生き方が多様化しています。しかし、世間はフリーターに対しての目は厳しいと感じます。
- 将来設計がない
- 収入が低い
- 社会的信用が低い
- 世間体が悪い
以上のような理由からネガティブなイメージをもたれやすい傾向にあると考えます。
どうしても結婚を考えると将来設計がしやすい正社員が必須条件になります。
また、ローンなどもフリーターの場合、審査が通りにくい場合がほとんど。
フリーターは自由な時間を確保でき、自由な働き方ができるメリットがあります。
反対にいつでも解雇される危険性があるでしょう。そういったところから将来設計や社会的信用が低いことへ繋がります。
人それぞれ何に価値を持つのかは違います。お金や社会的地位の人もいる。自分の時間の人も。
しかし、現段階ではフリーターに対しての評価はあまり良くなのが本音です。
40歳の壁
フリーターを続けていくにあたり、40歳が一つの節目だと考えます。
- 体力面
- 求人面
- 周囲の変化
以上のことが40歳での壁だと言えます。
体力面
フリーターの場合、病気休暇など福利厚生での保証が少ない場合が多いです。
40歳になると体力も落ちてきて、怪我や病気になる確率も上がってきます。
更に、肉体系の仕事は厳しくなってくるでしょう。
万が一、病気や怪我などで長期的に仕事ができない場合、解雇される可能性が高い。
要は戦力にならないならすぐに他の人を用意したほうが会社にとっては都合が良い。
また、アルバイトの場合、すぐに次が見つかる可能性が高いということもあります。
正社員の場合、有給や病休がとれるので身分が保証されています。
40歳の壁の一つに体力低下での仕事への影響、健康への影響が大きいです。
求人面
次に求人についてです。年齢を重ねていくと応募できる求人も限られてきます。
会社側は長く働いてくれる若い人材を採用します。ですので年齢制限を設けているところも多いです。
何か資格やスキルがあれば比較的楽な仕事や年齢に関係なく働くことが可能。
しかし、スキルが無ければ単純労働や肉体労働になってしまうでしょう。
体力面での衰えもあるので応募できる求人も限られてきます。
求人の選択肢が限られることも障害の一つです。
周囲の変化
周囲の人間の変化もフリーターを続けていくかどうかの要因になります。
友人や知人が結婚したり、子供が出来たり、マイホームを購入したりと今までとは違う状況になるのが30~40代です。
周囲に環境の変化にたいして果たしてあなたが今までのようにいられるかどうか。
当然、友人や知人とは付き合いが変わってくる。飲みに行くことや遊びに行くことへの制限もあり、あまり会う機会がなくなる可能性がある。
外的要因は人を変化させます。周囲の変化に対してあなたも今までの考えを変えることが大いに考えられる。
外的要因による気持ちの変化もフリーターを続けていく上での壁だと感じます。
これからフリーターを目指す方へ
フリーターとして働くならばある程度、期間を決めた方が良い。
社会情勢で解雇になる可能性も高く、先の不安が付き物。不安は本当にストレスの原因になる。
自由な働き方を考えている方は独立を目指してフリーターをするのはどうだろうか?
興味のある分野でアルバイトとして経験を積む。その後フリーランスを目指すのも悪くはない。
非正規雇用の場合、どうしても限界がきてしまう。独立を視野に入れて働けばモチベーションも上がる。
自分で自由な働き方を手に入れるのはフリーターだけではない。
まとめ
フリーターを一生続けていくことは可能である。
しかし、スキルや資格などがなく単純労働の場合は条件が厳しくなってくるだろう。
また、周囲の環境の変化により自分の考えも変わってくるかもしれない。
自由な働き方や時間よりも正社員としての安定の道を考える可能性もある。40歳が一つの区切りになってくると考える。
これから時代がどんどん変化していきフリーターに対する世間の評価も変わる可能性もある。
フリーターで働き続けることが当たり前の時代になっていく場合もあるだろう。