
- 挑戦したい。スキルを身に着けたい。成長したい。
- 転職しようと考えている。
- でも、今いる環境から抜け出すのは怖い。
転職して新しい環境で成長したい、挑戦したい。
他分野の仕事に就いてみたい。
スキルを身に着けて稼ぎたい。
転職を考えている人のポジティブな理由でよく聞く言葉です。

はあ、でも失敗したらどうしよう。
恐怖があって今の慣れた環境から離れるのはな…
挑戦するワクワク感はあるけど、多くは失敗や新しい環境への恐怖が大きいです。
コンフォートゾーンから抜け出せずにもがいている人はどうすべきでしょうか?
結論から言います。
無理にコンフォートゾーンから抜け出す必要はありません。
〇本記事からわかること
- コンフォートゾーンから抜け出せない理由
- 抜け出さないことが悪い理由
- 抜け出す必要はない理由
目次
コンフォートゾーンとは?
最近「コンフォートゾーン」という言葉をよく聞きませんか?
コンフォートゾーンとはストレスのない居心地の良い環境、精神状態を指します。
仕事で考えると、慣れ親しんだ環境で特にストレスのかかることが無い状態。
人間関係も良好で、仕事もいつもやっていることをしている、自分の今までのスキルで対処できることが多い状態。

快適に仕事ができる環境。
新しいことを求められることも少なく、平坦な道のりってイメージです。
コンフォートゾーンから抜けれない理由

自分を成長させるためにも新しい環境で勝負したい。
でも、失敗したらどうしよう。
新しいことに挑戦したくてもできない。
慣れ親しんだ環境から抜けれない。
コンフォートゾーンから抜け出せないのには理由があります。
- 失敗への恐怖
- 人間の本能
- 面倒
主に考えられるのは上記の3つです。

コンフォートゾーンから抜けだして行動するのは誰でも怖いです。
失敗への恐怖
挑戦すれば誰でも成功するわけではありませんね。
やはり、失敗への恐怖が行動できない一番の理由です。
- 転職先の環境に馴染めなかったら
- 人間関係最悪だったら
- そもそも仕事が自分に合わなかったら
- 早期退職したらどうしよう
失敗の理由はいくらでも想像できます。

挑戦したい、成長したいとの気持ちよりも失敗を恐れる気持ちの方が大きいでしょう。
コンフォートゾーンにいれば恐怖とか失敗とかそんなに感じることは無いですよね。
人間の本能
人間は変化を嫌います。
「ホメオスタシス」という言葉を知っていますか?
ホメオスタシス(生体恒常性)は外から受ける環境や内部の変化にかかわらず、身体の状態を一定に保つことを言います。
環境が変わると私達は強いストレスを受けます。
そのストレスを受けたくないからコンフォートゾーンから抜け出して環境を変えるのを阻止しようとします。
もう、人間の本能ですね。
面倒

新しい仕事覚えたり、人間関係を構築するのは面倒だわ。
転職したら待遇がアップしたり、成長できたりとメリットはあります。
しかし、メリットと同じくらい面倒なこともあります。
- 人間関係の構築
- 新しい仕事を覚える
- 生活リズムを変える
- 環境に適応する
単純に面倒ですよね。
コンフォートゾーンから抜け出せないのは多くの面倒事が嫌だからとの理由もあります。

抜け出せないことは悪なのか?

あいつ慣れ親しんだ環境でぬくぬく仕事しやがって。
挑戦したいとかないのかよ?
自分を変えたい、成長させたい、挑戦したい。
でも、コンフォートゾーンから抜け出すのが怖い。
コンフォートゾーンから脱却できない人はダメな奴なのでしょうか?
- 理由をつけて逃げている
- ほんとはやる気がない
- チキン
- 成長が止まってるし適当に生きている
- 居心地の良い環境では進化できない
コンフォートゾーンを脱却できない人に対して上記のような批判やイメージが世の中には蔓延っていると感じます。
コンフォートゾーンから抜け出すことが大切と言っている情報もたくさんでています。
ほとんどの記事や動画では抜け出すことを推奨しています。

環境を変えないでダラダラしているとか逃げとかのイメージが強く持たれる感じですね。
コンフォートゾーンから抜け出せない=悪との判断をする人は多いです。
抜け出すメリット
コンフォートゾーンを抜けて挑戦するメリットもたくさんあります。
- 成長できる
- 人脈が広がる
- 見識が広がる
- 自信がつく
- 稼げる可能性もある
- 人生が豊かになる
考えてみれば、コンフォートゾーンを抜けて挑戦することでのメリットは多いです。
無理に抜け出さなくてもOK

今のままではだめだ。自分を成長させたい。
とにかく環境を変えて挑戦したい。
今いる環境から抜け出して勝負したい。
未経験の分野に挑戦したい。
本当にやりたいことがあるなら挑戦してみましょう。
しかし、誰かに言われたとかYouTubeや本に影響されて転職を考えているならやめるべきです。
無理にコンフォートゾーンを抜け出す必要はありません。

今までの環境でぬくぬくやってろってことか?
迷いや葛藤がある、無理に行動する。→焦りで失敗する。
一過性の思いで行動すると高確率で失敗します。
https://msasa70car.com/i-cant-get-a-job/
現在の環境で成長を考える
新しい環境だけが成長、挑戦の場ではありません。
今いる職場で新しいことにチャレンジできないか行動してみてください。
- 新しい仕事を教えてもらう
- 挑戦したいことを伝える
- 担当の仕事を増やしてもらう
慣れ親しんだ環境だからこそ、言いやすいところはあります。
新しい仕事を任せれたとしても、知っている人から教えてもらえば飲み込みも早いはずです。
何といってもストレスが少ない。

新しい職場、人間関係、仕事内容などストレスの多い環境にわざわざ自分を置く必要はないです。
まとめ
慣れ親しんだ職場から転職できない、コンフォートゾーンから抜け出せない理由
- 挑戦して失敗したときの恐怖があるから
- 人間は変化を嫌うという本能
- 新しい環境に適応するとか行動するとかが面倒だから
世間一般ではコンフォートゾーンから抜け出して挑戦しないことに対して悪い印象を持たれがち。
逃げてるとか、やる気がないとか適当とかの意見をもらうこともある。
しかし、焦って行動することで失敗のリスクが格段に大きくなる。
無理にコンフォートゾーンから抜け出す必要はない。
今の環境で挑戦できることはないか探してみる。
環境を変えることが成長や挑戦につながるわけではない。