仕事を一ヶ月で辞めた時の不安と失ったもの

転職

「仕事を辞めたい」

こう思っている人は多いのではないでしょうか?

2019年にベースメントアップス株式会社が「退職についての調査」を実施しました。266名を対象に調査したところ、なんと74%もの人が仕事を辞めたいと思っているそうです。

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何かしらの不満を会社に持っている人が多い。

人間関係であったり待遇であったりとそれぞれ理由は違う。

退職理由について・エン転職

『エンジャパン』が2019年に行った、退職理由に関するアンケートの結果です。

上位3つは待遇面に関することが原因で退職しています。

その次が人間関係についてです。大きく分けると人間関係か待遇面での不満が退職の理由だとわかります。

「ブラック企業やめてえ」「転職したい」…

アンケートの結果からわかるように、仕事に関する悩みを抱えている人は社会人ではほとんどと言ってもいいでしょう。

楽しそうに働いている人も、もしかしたら心の中では辞めたいと思っているかも知れません。

でも、実際辞めたいと思っても簡単には辞められませんよね?

最低でも3年は働きなさいとか言われますよね?なぜだかわかりますか?

3年未満で退職した場合、次の仕事が決まりにくいとの理由です。

しかし、僕は一ヶ月で辞めました。

外資系企業を一ヶ月で辞めた!仕事を辞めてもなんとかなった
試験に合格して苦労して入社した大手外資系企業。そこを一ヶ月で退職。なぜ、超早期退職に追い込まれたのか。その理由を説明します。

一ヶ月で?ええっ?早すぎじゃない?

そんな一ヶ月で仕事を辞めたら次は正社員になれないじゃない?と思うでしょう。

もちろん、次の仕事への不安はありました。それでもどうしても耐えられませんでした。

もう体がおかしかったのです。

仕事中もフラフラするし、よる眠れないなどの症状がでていました。

この様に体に異常が出てしまったらも続けることは不可能です。

さて、辞めるまで、辞めると決断して実際辞めた。大手外資系企業を辞めて失ったものと不安を当時を振り返って書いて見たいと思います。

  • お金
  • 次の転職が決まるか
  • プライド

大きくこの3つが思い浮かびます。それではそれぞれ説明していきたいと思います。

目次

収入が途絶えたことへの不安

当時、私は約200万円ほどの車のローンがありました。大手外資系企業を合格したことで欲しかった車を購入したわけです。

やっぱりそこは大手だけあってすぐにローンは通りました。念願の車も来てこれからガッツリ稼いでやろうと思っていました。

そこへ来ての転落。まず第一に収入が途絶えたことへの不安が大きかったです。当時、引っ越し費用に貯金を使ってしまい、そこまで蓄えがありませんでした。

「会社を辞めてしばらくゆっくりする」

こんなことが言えるのは貯金がたくさんある人だけです。ほとんどの人は携帯代やその他の支払いに追われているはず。

私みたいに車のローンや保険、住宅ローンの支払いがある人。支払があるのに会社を辞めるなんてバカかと思われても仕方ありません。

会社を辞めて一番不安に感じたのが収入についてでした。

この先、今の会社みたいな高待遇の給与を貰えるのだろうか?せっかく収入面の心配がなくなったのにどうしたら良いんだ?とても悩みました。

辞めてから次の仕事が決まるまでの間に収入が途絶えます。

恥ずかしながら親に10万円を借りてなんとか生活費にあてました。

外資系に内定が決まったときも引越し費用や生活費を少しもらいました。

本当に親には申し訳ないことをしたと今でも後悔しています。せっかくのお金ももう二度と帰ってきません。

 

早期退職で次に正社員で仕事が決まるかどうか

3年未満の早期退職。私の場合、一年も持たずに退職。すべてが終わったと思いました。引越し費用もこれまでの試験も、面倒な手続きもすべて無駄になりました。

早期退職で残ったものは地獄からの開放。それと同時の次への不安でした。

当時の私の中では3年勤め上げないと次がないと思っていました。今考えれば全く問題ないことですがwww

一ヶ月で退職した人間をどこの会社が採用してくれるんだ?しかも、はじめての正社員雇用だったんだぞ。

一ヶ月で辞めたなんて何か問題でもやらかしたんじゃないか?と思われても仕方ありません。

根性の無いやつ。すぐに逃げ出す。

そんな様に次の仕事の面接でも印象を持たれてしまうのでは無いかと不安でした。

ずっとこの先仕事が決まらないのか?この先、また非正規雇用でボーナスも無い生活が待っているのかと思いました。

幸い、親は状況を話したら、退職に理解してくれました。しかし、友人、知人には話にくかったです。

「えっ?もう辞めたの?」「大丈夫?」

なんて半ば失笑されながら言われるのだろうと思っていました。

周りからの批判に怯えると共に次の仕事の不安にも怯える日々でした。

私がお金の次に不安だったのが転職についてでした。

実際、転職活動をして2社目で内定をもらいました。

一ヶ月で辞めたことは祖母の介護を手伝うことを理由に話しました。特に突っ込まれることもなく普通に面接が終わりました。

今回はたまたま運が良かったのかも知れません。

介護や家族が原因で辞めることは理由としてはOKです。

しかし、これは後ろ向きな理由になってしますそうです。ですので、前向きな理由が本当は欲しいところです。

例えば「地元の発展のために他県での経験を活かして行きたい」「更に自分を成長させるために」とかです。

※これは実際に転職案内の担当者に言われました。介護や家族のためという人は多い。でも本当は人間関係とか後ろ向きな理由から辞めたんじゃないの?と思われるそうです。ですので自己成長や地元の発展とか自分が本気で変えたい、挑戦したいところをアピールしなければならないそうです。

 

外資系企業に就職したというプライド

最後に失ったのはプライドでした。

大手外資系企業ということで待遇面も良く、ネットでは働きやすい企業にも選ばれていました。そんな、良い会社に就職できて私は勝ち組だと思っていました。

当然、親も喜んでいました。周りの友達も「いいなぁ」とうらやましがっていました。

すべてがうまくいく。ほし良いものも買える。欲しい物リストを作り、お金のやりくりも計算していました。

5ヶ月分のボーナスの他に4月には一ヶ月分の給与のインセンティブボーナスが貰えます。もうこれ、何でも買えるやろ!!とめっちゃ浮かれていました。

収入面では周りよりも高く、有名企業に勤めている。そんなプライドがありました。

それも一ヶ月で粉々に砕かれます。

本社勤務になれば出世できる。収入もアップして大成功。ドラマに出てくるような一軒家を持って家族と楽しく過ごす。

終わりーーーー。

当時の自分はこの仕事が全てだと思っていました。バイトしながらなんか好きなことしてるなんて金無いだろ?とか過去の自分を見下していました。

ホントにちっぽけなくだらないプライドでした。

完全に足元をすくわれた形です。油断大敵です。

今にして思えば調子にノッていた自分への天罰だったのだと思います。

正直、仕事に偉い、偉くない。すごい、すごくないの差はありません。

勝手に自分でランク付けしているだけです。

確かに給与面での差はあります。しかし、給与が良い=その人がすごいとは言いにくい。

自分のあっていること、今自分にできることを一生懸命頑張ればいいのです。

人と比べて優位に立って自己満足していても何も得るものはない。

今回の失敗で私は学びました。人は人。自分は自分。

まとめ

退職直後は不安があり、全てを失って絶望しました。

しかし、なんとかうまく立ち直るものです。

退職後すぐに短期アイルバイトをしながら転職活動をしようと思いました。幸運にもすぐに正社員で就職が決定しました。

この次の仕事でもかなりの地獄をみます。

ただ、その地獄もあったから職歴を取り戻したし、得るものもありました。

退職してからの友達、知人の反応も予想とは違っていました。

「辞めたって大丈夫だろ」「長い人生の少しの期間にすぎないし、気にすることはない」

など、温かい言葉を掛けてくれました。

当時の自分は被害妄想に囚われ、周りの反応を気にしていました。実際にはそのなことはなかった。

就職したけど合わない。すぐに辞めたら次が決まらない。

皆さん、何の問題もありません!辞めて大丈夫。

現在では働き方がたくさんあります。すぐに退職したからって人生詰みません。周りを良く見てください。たくさんの情報に溢れています。

正しい情報を入れて行動すれば、普通に復活できます。

今、会社を辞めていと悩んでいる人。多分私と同じ悩みや状況の方、多いかと思います。

しかし、なんとかなってます。

悩んでるなら行動してみてください。

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おわり

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