【元公務員が語る】公務員になってよかったこと8つを紹介8つを紹介

公務員

公務員のメリットは安定していることでしょ?給与削減がなくて、解雇もない。

他になんかメリットはあるの?

公務員の最大のメリットは安定していること。

実際に安定とはどんなことでしょう?

この記事をみれば安定の正体もわかります。公務員になってよかったと感じたことを8つ紹介します。

○この記事の対象者

  • これから公務員を目指す人
  • 公務員に興味がある人
  • 現在公務員として働いている人

○自己紹介

某中核市で公務員として約五年ほど働いてきました。その他、外資系企業や大手ホテル業界でも仕事を経験しました。元公務員として、公務員の魅力を発信していきます。

目次

公務員になってよかったこと

これから紹介する8つのことは私が公務員になってよかったと感じたことです。

給与や待遇面以外のことも良さとして取り上げています。

私人身の経験から感じたことなので全公務員に当てはまるかはわかりません。でも、参考になる部分も多いので全部見て欲しいです。

  • 社会的信用が大きい
  • 良い人が多い
  • 研修が多い
  • 同期とのつながり
  • 休みが取りやすい
  • 守られる環境
  • 自分を知ることができた
  • 給与など金銭面

順番に解説していきます。

社会的信用が大きい

公務員の大きなメリットの一つです。

身分を証す時にとても役に立ちました。友人や知人からの信用もあったり、公務員と言うと反響が大きかった。

そして、ローンやクレジットカードの審査に通りやすい。

入庁してまだ9ヶ月くらいの時にローンを組みました。1年の職務経験が無いので難しいかな?と思っていました。しかし、公務員ということもあったのか審査に通りました。

そのほか、口座を作ったりと何かと審査が必要なものに関してはメリットがありました。

良い人が多い

公務員は上司、先輩、同期全てにおいて良い人が多い。

人格者が多く、いじめてやろうとか思う人はいませんでした。

しかし、中には変な人も多いです。だいたい変な人は噂が回るので事前に対策できます。悪い人がいたとしても1年で異動もできます。嫌な奴だけではありません。安心してください。

困ったことがあったら助けてくれます。話のわかる方が多く、仕事もしやすかったです。

パワハラも昔に比べて少なくなっています。世間でパワハラが問題視されており、公務員もより一層厳しくなってきています。パワハラに関する研修も盛んに行われています。

上司も常に自分のことを気にかけてくれる良い方でした。みんながそれぞれのことを思いやって協力できる環境でした。

研修が多い

研修が多いことも公務員のメリットです。

入庁してからは一週間は新人研修でした。研修ではビジネスマナーや市の歴史や取り組み、個人情報の取扱等について勉強しました。

また、定期的に公務員倫理という公務員としてのあり方について研修があります。市民の代表として市の発展に貢献する。公務員の必要性について勉強します。

私は保育園関連の仕事をしていました。月に一回、保育に関する研修であったり、職場環境の研修がありました。

とにかく勉強する機会が多いです。それぞれの配属先によって研修も変わります。研修を通して学ぶことは多いです。

最新の情報を手に入れ、仕事に活かせます。教育体制が充実しているのも魅力の一つです。

同期とのつながり

同期とのつながりは仕事をしていく上でとても重要です。

悩みを話したり仕事で助けてもらうことも多いです。同期がいたからこそ辛いことを乗り越えられる。

同期とのつながりはとても濃いものになります。

一周間の新人研修を通して仲良くなれる。私は20代後半で公務員に転職しました。同期の多くは新卒です。

しかし、年齢に関係なく信頼関係を築くことができる。プライベートでも仲良くしていました。

多くの時間を共にして、かけがえのない絆が生まれます。

これから公務員を目指す人は同期とのつながりを大切にしてほしい。きっと役に立ちます。支えてくれる仲間がいることは良いことです。

休みが取りやすい

どの部署に配属されても有給は取りやすいです。

特に理由を話したりは無く、休むことに突っ込まれたりはしません。

有給取得率が少ないと課のトップが怒られてしまいます。そのために積極的に有給をとる流れになっています。

有給の他、夏休みと職務専念義務免除の休暇がもらえます。私の場合、両方合わせて10日貰えました。自治体によって貰える休みの日にちは違います。

休暇取得がしやすいのも公務員の魅力です。

守られる環境

福利厚生やその他身分が保証されるなど守られている環境にあります。

病気休暇になっても90日間は満額給与が発生します。その他、休職では最大3年間休むことができます。

3年間全てではありませんが一定期間は給与の8割支給されます。

公務員は休職しても給与・ボーナスは満額もらえる?減額されてもらえます
公務員の場合、病気や怪我をしたら病気休暇と休職の制度を利用できる。休職した場合の給与やボーナスの支給について、実際に休職したことがある経験から説明します。病休時は満額。休職で減額されます。

復帰に向けてのプログラムもあり、仕事復帰しやすい環境が整っています。

私の場合、3ヶ月病気休暇を取得してその後、休職に変わりました。休職してから人事と復帰に向けて面談したりしていました。働けない職員へのケアも手厚くとてもよかったです。

給与面でも保証されていて、全力で治療に専念できました。万が一体調やメンタルを壊しても気にせず休むことをおすすめします。

自分を知ることができた

これは個人的に公務員だったからこそ自分を見つめ直すことができました。

仕事を通して、休職を経験して自分が何が得意で何が合わないのか知れました。自分の人生の結果は全て自分のもの。

私は個性的で大きな組織としてやっていくより、個人で結果を残したい、個人での活動に熱を注げる人間。公務員の経験がなければ気づきませんでした。

また、公務員だからといって一生安泰ではない。公務員の立場に甘えて、勉強したりスキルを身に着けないと市場価値が上がらない。いざ、公務員がだめになった時はどうする?

保証されている環境だからこそ、自分の価値を高めることに集中できます。常に勉強して武器を身に付けることが重要。

私は自分の方向性に気がつくことができたので公務員を退職しました。公務員で得た経験は貴重です。この経験があったからこそ夢をみつけることができました。後悔はありません。

給与面

給与面での安定も魅力的でした。

ボーナスや昇給もしっかりある。コロナ不況の影響を受けて多少の減額はありました。しかし、すぐに影響があるわけではありません。

また、年度末には民間企業との差額で2万円程度お金が入ります。ちょっとした臨時収入も期待できます。

世間で言われているほど高給取りではありません。ですが、安定的なところが大きいです。

公務員を目指すなら

公務員に転職を考えている方。働きながら勉強を考えている方。

本気で公務員を目指すなら予備校に行くことをオススメします。最短で合格するにはプロに教わるのが一番です。

私も予備校に通って合格しました。本気で考えているなら自己投資しても安いくらいです。

社会人が働きながら公務員試験の勉強をするには予備校に通うべき
社会人が働きながら公務員試験の勉強をするのは厳しい。理由は仕事との両立が難しく、時間が足りないからだ。社会人は勉強の効率が求められる。効率よく勉強をして、最短で合格するには予備校へ行くことをオススメします。

まとめ

私が公務員になってよかったと言えることは同期とのつながりと自分の人生を見直すことができた点です。

年齢関係なく仲良くできて、学ぶことがたくさんありました。これからの人生でも関わっていく存在です。

公務員を目指す人は絶対に同期との関係は良くしておいて損はありません。

自分の人生において何が重要なのかを知りました。しっかり自分を見つめ直し、進む道がわかったことで自信が付きました。

公務員の経験は人生において重要なものとなりました。

 

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