公務員試験の浪人は不利になるのか?浪人は期限をつけたほうが良い

公務員

公務員になりたいけど、すべて落ちてしまった。浪人しようか迷っている。

一年目に公務員試験をすべて落ちてしまい、浪人しようか迷っている人は多いはず。

新型コロナウイルスの影響で今後、公務員の人気も高まってくると予想されます。

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ネットでは公務員試験浪人は不利になるとの意見もちらほら書かれています。更に、「公務員 浪人 不利」との検索結果もでてきます。

それほど、浪人になることへ不安を抱いている人は多いです。

不利になるとは、面接で不利になるとか、浪人生は減点されるとかが不安材料になりえると感じているからです。

そこが悩みの種です。

結論から言います。

浪人したからと言って不利になることはありません

○この記事からわかること

  • 公務員浪人が不利になら理由
  • 公務員浪人のメリット・デメリット
  • 公務員浪人に期限をつけたほうがいい理由

 

○この記事の信頼性

私自身、公務員試験を受験し、某中核市で5年近く働いてきた実績があります。また、一年目が希望の市役所を落ちて二年目で合格しています。予備校に通っていたこともあり、浪人生からたくさんの話を聞いているので浪人の苦労なども説明できます。

社会人から公務員への転職は難しい?働きながら公務員試験を受けて失敗した話
働きながら公務員試験を勉強している人は多い。仕事と勉強の両立はなかなか難しい。私自身も働きながら勉強していた経験があります。今回は私の受験生時代の話を紹介します。


目次

浪人は不利にはならない

結論として不利になると言うことは全くありません。

浪人しているからと言って他の受験生より点数を減点しようとかしたら問題になります。

面接でも浪人生にだけ厳しい質問がくるなんて話も聞いたことがありません。

私の通っていた予備校でも警察官を目指して3浪している人もいました。

その人も無事、希望の所へ合格して行きました。

この様に浪人しても普通に合格します。

しかし、浪人することでのメリットとデメリットがあります。更に、浪人して、もし合格しなかった場合は次どうするのか?

期限をつけて浪人をした方がいい理由もあります。

メリット

では公務員浪人のメリットを紹介していきたいと思います。

勉強にすべてを集中できる

単純で最大のメリットです。

仕事をしながらだとどうしてもその日の仕事であったり、コンディションによって勉強の時間が限られてきます。

しかし、浪人をすることですべての時間を勉強に費やすことができます。

更に勉強の計画が立てやすく、合格までの道のりを描きやすいです。

圧倒的に一次試験を突破する確率が高くなります。

浪人するなら独学よりも予備校へ行くことをおすすめします。

社会人が働きながら公務員試験の勉強をするには予備校に通うべき
社会人が働きながら公務員試験の勉強をするのは厳しい。理由は仕事との両立が難しく、時間が足りないからだ。社会人は勉強の効率が求められる。効率よく勉強をして、最短で合格するには予備校へ行くことをオススメします。

 

前年度の反省をして弱点を克服できる

浪人した場合、前年度の試験で何がダメだったか反省して弱点強化の時間を使えます。

受験した結果を開示できる自治体がほとんどです。

もし、1次試験で落ちてしまった場合は筆記試験の弱点を克服するのに時間を使います。

問題を反復して解いたり、基礎をもう一度見直す必要があります。

働きながら勉強していてはかなり時間がかかってしまいます。

また、面接で落ちた場合もどの質問が答えられなかったかなど対策ができます。

予備校に通っている場合、スタッフと話し合い弱点克服のプランも用意してくれます。

志望動機をより具体的にできる

時間のすべてを試験の対策に当てることができるのが最大のメリット。

つまり、受験する自治体の研究にもかなりの時間を使うことができます。

そうすると他の受験生より細部まで調べることができます。志望動機がより具体的に深い内容になってきます。

それだけで他の受験生と差別化ができ、熱意をアピールできるのでは無いでしょうか?

実際に同じ予備校の浪人生で面接の時に細部までのデータを話したら、面接官にかなり研究していることを褒められたそうです。

もちろんその方も希望の自治体に合格しています。

デメリット

メリットがあるように浪人することのデメリットもあります。

一番大きなデメリットは浪人で失敗した時の事です。

志望動機を深く突っ込まれる

これはメリットで志望動機を具体的にできると述べました。逆に深く突っ込まれることもあります。

それだけ、深くしっかりとした志望動機を作らなければなりません。

面接官はなぜ浪人までして公務員になりたいのだろうと聞いてきます。民間企業ではダメなのか?そこまでさせる動機は一体何なんだ?と気になるわけです。

もちろんありきたりな「市民のために」「安定しているから」などと言った理由ではダメです。

具体的に自治体の取り組みや問題点を挙げて、そこでこういった仕事がしたいと言うことを話しましょう。

また、具体性を出すために数字がわかれば良い。

例えば人口の推移や若者の減少数、移住者数などを話、うまく志望動機を作れれば良いです。

精神的に厳しい

浪人になれば当然勉強に全力集中しなければなりません。

そうすると仕事が出来ず収入が断たれます。

家族に養ってもらうか、貯金を崩しながらの生活になります。

もう、失敗できないと言ったプレッシャーが出てきます。

そこでの精神面が一番辛い所です。

受験した自治体が一つでも落ちてしまった場合、また次も落ちるんじゃないか?と言った気持ちになります。

負の連鎖が続くと勉強する気も無くなってきます。

いかにモチベーションを保って勉強を続けるかが勝負となります。

落ちた後の進路が厳しくなる

公務員試験の年齢制限は大体30歳くらいです。

人によってはギリギリまで受験し続ける人もいます。

しかし、高齢まで浪人をしているとその後の進路が難しくなってきます。

30近くまで浪人をしていて職歴がない場合は正社員としての採用が難しくなってきます。

実際に公務員浪人をしていた二人の友達がいました。

残念ながら二人共公務員は諦めて民間企業で働いています。

20代後半まで浪人生活をしていたので正社員になるのが苦労したと聞いています。

また、ネット上では30まで公務員浪人をしていてその後がアルバイト生活になったとの話も載っていました。

万が一落ちた後のことも考えておきましょう。

浪人は期限を設けたほうがいい

浪人をしていれば一次試験の教養を突破できる人は多いと思います。

しかし、落ち続ける人の多くは面接で落ちています。

これはどの自治体を受験しても面接で落とされる人には何か合格できないものがあります。

面接は人物を見て、公務員としてやっていけそうかどうかを見ます。

つまり面接で落とされる人は公務員として何かが足りないと判断されたのです。

結論;二年浪人してダメなら諦める

受ける自治体は一つじゃ無いはずです。

二年トライして受験した全部の自治体が落ちてしまった場合、公務員に縁がなかったと諦めましょう。

浪人後の進路については上記のデメリットで書きました。

ずるずるやって次もあると思うよりは期限をつけて集中して勉強したほうがいいです。それくらいの覚悟をもってやりましょう。

予備校へは通うべき

上記でも紹介しましたが予備校へ通うことを強くおすすめします。

予備校で浪人して勉強するほうが集中できるし自分を追い込めます。ライバルがいるので自分への甘えが消えます。強制的に勉強する環境を作る。

社会人が働きながら公務員試験の勉強をするには予備校に通うべき
社会人が働きながら公務員試験の勉強をするのは厳しい。理由は仕事との両立が難しく、時間が足りないからだ。社会人は勉強の効率が求められる。効率よく勉強をして、最短で合格するには予備校へ行くことをオススメします。

私自身働きながら予備校へ通って勉強していました。

最初は独学で勉強していましたが全くわからない。

なぜなら市販の参考書は解き方や問題の一部しか載っていません。

予備校ならば公務員試験の全てに対応しています。

今まで独学で勉強していた時間がもったいなかった。

もっと早くから予備校へ行っていれば苦労せずにすみました。

更に、予備校へ通うことでやる気がアップします。お金を払った分、元を取ろうと必死に合格を目指します。

私は通学とオンラインどちらも対応している予備校へ通いました。時間のあるときは通学して、仕事の忙しい日などは自宅でオンラインで受講。

近くに公務員予備校がない方でもオンラインで受講できる予備校があります。オンライン形式の受講のほうが値段も安く済むところが多いです。

面接練習や集団討論、小論文などの試験対策も行ってくれます。

公務員を本気で目指している方、最短で合格したい方は予備校へ行きましょう。

 

 

まとめ

公務員浪人の最大のメリットは勉強にすべての時間を使えるところだ。

しかし、万が一落ちた場合のことも考えるべき。

公務員がすべてではない。

自分の人生は落ちた後も続いてく。

しっかりと期限を設けて集中したほうが緊張感があり時間を無駄に出来ない。

浪人期間は精神的にも経済的にも厳しい。

しかし、人生の数少ないチャンスでもある。一日一日を無駄にしないで頑張ろう

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