公務員試験の志望動機はどうする?本音を話しましょう

公務員

公務員になりたいけど志望動機がうまくまとめられないなぁ

公務員になりたいけど志望動機でつまずいている人は多い。

特にやることがない…

なら、公務員にでもなろうかな。

そんな人が以外に多いです。

公務員になろうと言う理由はなんだと思いますか?

  • 街のために働きたい
  • 特にやりたいことが無いから公務員になる
  • 安定しているから
  • 収入が良いから

このあたりが大体の理由。

面接では確実に志望動機を聞かれます。

公務員になるには必ず答えられなければならない質問です。

この質問を軸に面接でも質問が広がっていきます。

では、志望動機はどうやって作れば良いでしょうか?

結論から言います。

本音を言いましょう。

○この記事の対象者

  • 公務員になりたい人
  • 志望動機が思いつかない人
  • 面接に苦戦している人

○この記事の信憑性

私は某中核市で5年近く働いてきました。その他、外資系企業や大手ホテル業界でも仕事を経験しました。警察や地元自治体を受験した経験があります。その経験から志望動機の作り方を説明します。

目次

本音を話す理由

本音って、安定しているとか正直に話すのか?

確かに馬鹿正直に安定しているとかやりたいことが無いから公務員になっておきますと話す訳ではありません。

最初のきっかけは安定しているからという理由かも知れません。

しかし、実際に受験するにあたって自治体や公務員について調べるはずです。

調べた結果、興味があったから、やりたいことがあったから公務員になろうと思ったのでは無いでしょうか?

その思いを話しましょう。

どうやって志望動機を作っている?

他の受験者はどのようにして志望動機を作っているのでしょうか?

  • ネットでの検索
  • 対策本
  • 予備校・学校での指導

代表的にこの3つを参考にして作っています。

これはあくまでも参考にしてください。書き方、言い回し方を真似るのは良いです。

他の人の志望動機を見ることで自分の志望動機の欠点にも気が付きます。そして、より深い内容にできます。比較する対象があると変わってきます。

しかし、内容も真似てしまってはオリジナリティに欠け、面接でのインパクトも薄い。

人の役に立ちたい、市民のために働きたい、街の発展に貢献したい。

この様な理由が必ずしもダメではありません。しかし、対策本に載っている様なありきたりな内容になってしまいます。

本心でこの様なことを思って志望したならば具体例や体験など具体的なエピソードをいれてオリジナリティを出しましょう。

具体的には本音のきっかけを話す→興味を持った仕事や体験エピソード→今後どうやって活躍していきたいか

なぜ志望動機が聞かれるのか?

受験生・浪人生のイラスト(女性)

では、なぜ面接では志望動機が聞かれるのでしょうか?

これは受験者の本気度を見るためだと考えられます。

面接官は何人もの受験者を見ています。そして、面接官自身も過去に公務員試験をクリアして採用されています。

志望動機が本音か対策本などから書いた他人の物かわかります。そのため、自分の本音を書くことが求められるのです。

この人は公務員になって何がしたいのだろう?一生懸命働いてくれるのだろうか?

本人の強い意志と情熱をみています。

志望動機を作る上で確認するべきこと

実際に志望動機を作る上で確認しておくことがあります。

  • なぜ公務員になりたいのか
  • どうしてこの自治体を受験するのか
  • 公務員になって何をやりたいのか

この3つを整理してみてください。

安定しているから、給与が良さそうだから。

そんな理由で最初に公務員になろうと思ったでも構いません。興味を持つきっかけはそんなことだったかも知れません。

そこから公務員の仕事について調べて、やりたいと思ったことがあるはずです。

この3つを順番に整理していくと志望動機が見えてくると思います。

なぜ公務員になりたいのか

どうして民間企業ではなく公務員になりたいのか?

いちばん重要なことです。シンプルにして難しい質問。

答えは公務員でしかできない仕事を話せばよい。

全体の奉仕者として市民のために尽くす。そのために自分はこの仕事がしたい。自分の興味のある仕事を具体的に話すと良いでしょう。

私は出身地以外の自治体でしたが、「以前住んだときに良くしてもらった」「その時の恩返しのために公務員として市に貢献したい」こんなことを話した気がします。

どうしてこの自治体なのか?

この自治体を受ける理由を明確にしましょう。自分の産まれた街なら答えは簡単です。故郷に対する熱い思いを答えましょう。

他の自治体ならこれまでの人生での接点をアピールできれば良いでしょう。もしくは取り組んでいる施策もよいです。

公務員受験で出身地以外の自治体は難しい?有利・不利はありません。
他県出身者だと公務員試験は不利。地元民の受験者の方が採用されやすい。この様な悩みにお答えします。出身地によって有利不利はありません。受験した理由が明確でなければなりません。受験をする際のポイント。面接できかれること、自治体研究についても解説します。

公務員になって何をやりたいか?

実際に自分が何をやりたいか明確に話せるといいです。

私の場合は地域づくり・地域活性化を挙げました。理由は若者の流出と若い力が活かせる環境を作りたかった。その結果、地域に活力が出ると考えました。

学校で学んできたことや社会経験を通してのエピソードを話して、そこから具体的に何がやりたいかにつなげましょう。

おすすめの対策法

上記では自分のことに焦点を当てて志望動機を作りました。

更に志望動機に厚みを持たせ、具体性を持たせるためにやっておいた方が良いことを紹介します。

  • 希望する自治体に行ってみる
  • 実際に街の人に話を聞く
  • 市の取り組みを見る

実際に街に行き、そこに住んでいる人の話を聞きましょう。この街の良いところはなんですか?と聞いてみてください。

また、街の課題、不便なところは何かも聞いてみるといいでしょう。

住民の生の声を聞くことで公務員になってからやることが具体的に話せます。

また、市役所や役場に行き資料を貰ってくるのもいいでしょう。

特に市長の取り組みが載っている資料があればいいです。

街の課題や市の取り組みについて書かれていることがあるので参考になります。

第三者の添削

考えがまとまらない時は第三者に頼ってみてはどうでしょうか?

予備校の場合は担当職員が添削と一緒に同期を考えてくれます。もし予備校に通っていない場合は、公務員の友達や一緒に目指している人にお願いする。

社会人が働きながら公務員試験の勉強をするには予備校に通うべき
社会人が働きながら公務員試験の勉強をするのは厳しい。理由は仕事との両立が難しく、時間が足りないからだ。社会人は勉強の効率が求められる。効率よく勉強をして、最短で合格するには予備校へ行くことをオススメします。

公務員について知っている人にお願いするほうが良いです。民間と仕事内容が変わってきます。深いものにするには公務員関係の方のほうがわかりやすりアドバイスを貰えます。

一人で考え込まないで誰かを頼ることは重要です。

まとめ

参考書やネットでの志望動機はあくまでも参考程度にするべき。

大切なのは自分の言葉で書くこと。

自分の言葉ではなく他人の志望動機を使った場合、必ずボロがでてしまう。

面接での他の質問や突っ込んだ質問に答えられない場合がある。

もう一度自分の気持ちに向き合ってみよう。

 

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