
フリーターをやっていて何が悪いの?悪く言われる筋合いはない。
フリーターをやっていて悩むことがあるでしょう。
以前、私も四年ほどフリーターをしていた経験があります。フリーターをしていると話すと反応は人それぞれ。
批判されたり馬鹿にされるようなこともありました。そのたびに、なにか悪いことをしているのか?と考えるようになりました。
なぜ、フリーターが悪いと思ってしまうのか?
結論から言います。
将来に対する不安があるからです。
○この記事からわかること
- フリーターは悪いことではない
- フリーターの悩み
- 不安の原因
○自己紹介
某中核市で約五年ほど公務員として働いてきました。その他、外資系企業や大手ホテル業界でも仕事を経験しました。20代中盤までフリーターをしていたこともあります。実際にフリーターだった立場から情報を発信していきます。
フリーターは悪くない

フリーターが悪いみたい言われるけどなんでよ?
フリーターとは非正規雇用で働いている人間のことを指します。
働いていることには変わりありません。
なぜフリーター=悪いことなのか?
正社員で働くことが当たり前と思われています。賃金面や待遇で格差がでます。この格差がフリーターを悪いと下に考えることです。
自信を持ってください。フリーターで働いていることが悪いわけではありません。
しかし、世の中には不安の種が多く存在します。この不安が悪と考える傾向。
なぜ不安があるのか?

経済的にも安定していないしフリーターを続けていくのは厳しいのか?
フリーターが悪いと思う原因は将来の不安と話しました。ではなぜその不安を感じてしまうのでしょうか?
- 一生フリーターを続けるのは難しい
- 世間での評判
- 人生設計がしにくい
以上の3つです。順番に解説していきます。
一生続けるのは難しい
一生続けていく仕事でしたら不安は少ないはず。今や大企業や公務員ですら終身雇用が難しい世の中。世の中に安泰などありません。
しかし、フリーターなどの非正規雇用は更に不安定です。解雇になる可能性が一番高い。
若いうちは仕事があったとしても40代ころから厳しくなります。
何かスキルや技術があれば話は変わります。しかし、何も無い状況だと単純労働しかありません。
肉体系や単純労働の場合、年齢が若いほうが採用されます。体力面も続けていく年数も若い人のほうが有利だからです。
一生同じ職場にいないとしても違うバイトに転職するのも難しくなってきます。時間と共にどんどん選択肢が狭まっていく。
上記のような理由から一生フリーターを続けていくのは難しいと考えます。
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世間での評判
日本では安定が正義と信じられている。大企業に勤めたり、公務員になった方が良い人生を送れると考えられています。
フリーターは安定の対局にいるような存在です。ですから世間での風当たりが強い。
正社員で勤めて、結婚して家庭を作って、家を建てる。日本では王道の人生設計です。このレールから外れた人は批判されます。
要するにみんなと違うことをしているから批判されます。フリーターは他の一般的に道と比べてレールを外れいていると見られがち。
やりたいことや自由を求めてフリーターをしている。若いうちはある程度理解されるかも知れません。しかし、年を重ねていくうちに理解者は少なくなってきます。
「しっかりしろ」「いつまでそんな事しているんだ」「フラフラしているな」
このような言葉を言われます。このように批判されると何か悪いことをしているのだと錯覚します。
周囲から理解を得られない。日本人の考え方からの批判も不安を感じる要因です。
人生設計がしにくい
不安定な雇用から収入面の見通しが厳しい。このような理由から人生設計がしにくいのもあります。
結婚や家庭を持ったり、家や車を買うなど人生の大きな出費、出来事に対応して行きにくい。
フリーターは社会的信用が少ない。ローンの審査も通りにくい。
人生何が起こるかわかりません。しかし、ある程度の人生設計は必要になってきます。不安定な状況では計画が立てにくい。
安定があるからこそ安心がある。安心の状況でこそ将来の見通しができます。
不安定さがフリーターでいることの悩みです。
男も女も関係ない
フリーターをしていることが悪いと思っている人の中には性別を意識している人がいます。
まず、フリーターが悪いことはありません。自分で働いて収入を得ている。
犯罪をしていたり、他人のお金を使っているとか悪事を働いているわけではありません。ですから、フリーターが悪ではありません。
男だからフリーターはダメだ。性別で判断される理由もわかりません。
人生で男女共に結婚はするし、性別で職に就きやすいとかもありません。賃金面も差別はありません。どちらも将来の不安はつきものです。
男だから女だから悪いと言う考えは根拠が無い悩みです。
性別で悩んでいるならそれは世間の固定観念の結果です。
「男なんだから」「女はこうあるべき」
このようなくだらない固定観念が未だに根付いています。その結果、フリーターをしていて性別で不安を感じる。
全く気にしなくてOKです。
フリーターは期限をつけた方が良い
日本ではフリーターは生きにくい状況です。年齢を重ねていけばやり直しがきかないことも。
実際に私の知り合いで30代後半でフリーターをしている人もいます。正社員の道は諦めている。
自由を目的にしているのか?やりたいことがあるのか?どちらの理由でもある一定の年齢までに決めたほうが良いです。
自由を求めるならフリーランスで開業を目的にフリーターをしても良い。アルバイトで経験を積み、いずれは独立を目指す。
正社員を目的にする場合は30代までには就職したい。未経験求人やトライアル求人に応募できる範囲が狭まってくる。
フリーターを通過点に次の目標を定めて行動しよう。アルバイトは下積みと考えて働くのも良い。キャリアアップを目指して行きましょう。
フリーターから正社員になるには
フリーター経験が長いと正社員になりにくいとの話がある。実際、私も五回くらい不採用になったことがある。
フリーターから正社員になる場合、就職しやすい就活方法があります。もし、不採用が続いて悩んでいる人は参考にしてください。

まとめ
フリーターをしていることが悪いことではない。
世間の価値観から正社員や大企業、公務員などの安定が正義とされている。
先の見えない不安からフリーター=悪いことのように感じる。
フリーターを一生続けていくのは難しい。その後のキャリアを考えて行動しよう。