- 自分のやりたいことがある
- でも他人の評価が気になる
- 自分の決断に迷いがでる
やりたいことや進みたい道がある。
誰しもが考えて決めて人生を生きています。特に仕事においては自分がやりたいことをやるのが良いとされています。
しかし、決めたはいいけど迷ったりブレたりしていませんか?
へえ、その仕事選ぶんだ。それ大丈夫なん?
他人のちょっとした一言で揺らいだりしてしまうものです。もちろん原因は他人の影響です。
結論からいいます。
他人軸で決めると後悔します。
本記事では他人軸で仕事を決めるのは危険な理由を説明します。私自身も他人軸で決めてしまうところがあります。過去の経験を振り返りながら情報を発信していきます。
○自己紹介
- 某中核市で約5年ほど公務員として勤務
- 退職後民間企業に就職。しかし、怪我により退職
- 転職活動をするが他人軸で仕事を考え、暗闇に飲み込まれる
目次
他人軸で決めてしまう理由
そもそも他人軸とは一体どういうことを指すのでしょうか?
自分の中での「判断基準」「価値基準」、いわば何かを決める時の物差しが、他人基準であるということ。
自分の判断基準や価値基準がありながら他人の基準に流されてしまう。なぜ、他人に流されてしまうのか?
- 他者との比較
- 自分への自信の無さ
この2つが原因と言えるでしょう。
自分の価値観や考えが他人と比較して劣っているように感じる。だから、他の人に言われたことですぐ考えを変えてしまう。
結局は自分の自信の無さが原因といえます。
自信が無いから他人軸になる。自信をつければ良い。でも簡単に自信はつきませんよね。
過去の失敗とか今置かれている状況によっても自信は無くなってくる。
親が反対する場合もある
仕事が嫌で毎日がつらい…
仕事がつらくて辞めたい。自分のやりたいことがある。
本人にとっては深刻な問題です。親に相談して助言をもらおうとした人もいるのではないでしょうか?
相談したはいいけど反対されて退職できない。子供が苦しんでいるのになぜ親は反対してしまうのでしょうか?
- 勤続年数が浅い
- 自分の時代との比較
- 相手のつらさがわからない
上記のようなことが考えられます。これらの理由から退職を反対するのではないでしょうか?
勤続年数が浅い
辞めたい?でもあんたまだ働いて3ヶ月も経っていないでしょ?
働き始めて間もない頃に退職を考える。何も見えていない時期なのでまだ続けてみては?と言う気持ちから反対するのでしょう。
確かに勤続年数が浅い時に退職の相談をしても反対される可能性は高いです。新しい環境で苦労するのもわかる。でも、まだ始まったばかりで退職を判断するのは早い。
短期間でも職場に合う合わないはあります。人間短期間でも壊れます。
しかし、まだやれそうなら様子を見ても良いかもしれませんね。
自分の時代との比較
俺の時代でもつらかった。でも根性でなんとか乗り切る。
親の時代の価値観や経験から反対されるパターンです。
「昔はこうだった」「今の若者は弱すぎる」
昔基準で話す人は多いです。昔の親世代と言えば、、、
- 仕事はつらくて当たり前
- 三年は続けろ
- 苦労した者が正義
このような古い価値観が残っている人がいます。
自分の時代と比較して若者の考えの甘さや弱さを否定しているのだと考えます。
その人の価値観や考え方はこれまでの経験や教育から来ている。正直、相手の考えを根本から変えるのは難しい。
相手のつらさがわからない
相手の置かれている状況は本人にしかわかりません。いくら親と言っても他人です。子供のことを100%理解するのは不可能です。
つらいって言っても新しい環境に馴染めないだけじゃない?
相手のつらさを追体験することは不可能です。話から想像して判断するしかありません。
つらさの度合いがわからないで退職を反対してしまうこともあるでしょう。
他人軸の判断基準とは?
比較して落ち込む。
強くなりたい…
仕事を決めるときや人生の選択で他人に左右されてしまう要因になる3つのことを紹介します。
この3つが他人からどう思われるか気になり、考えがブレてしまう。
- 収入
- 仕事の優劣
- 成功
順番に解説していきます。
収入
えっ?お前の給与それだけ?勝った!!
嘘だっっっっ
収入の多い少ないはどんな仕事でもあります。気にするなとい言う方が難しいですよね。
収入を気にして競って、自分の考えを捻じ曲げてしまう。
お金の多いの越したことはありません。でも、他人と比べて単純にお金の多い方に流されてはいけません。
お金に釣られて人生を決断すると後から不満がでてくる可能性があります。
収入の多い少ないで勝ったとか言ってくるやつは本当にいます。一番はそんなやつとは関わらないことです。
仕事の優劣
仕事に「すごい・すごくない」とか「高い・低い」はありません。
しかし、悲しいことに仕事に優劣をつけてしまう傾向が世の中にはあります。
- 正規雇用と非正規雇用
- 年収ランキング
- 優良企業ランキング
- 入社試験の難易度
これらが原因で勝手に私達は仕事に優劣をつけてしまっています。
俺の仕事よりあいつの方が金良いし、条件も良いな。俺の仕事なんて誰でもできるべ…
自分のやっている仕事なんて友人、知人、誰かの仕事より低い、、、思っていませんか?
成功
他人の成功を見ると羨ましくなりませんか?それに比べて自分なんてとか思っていませんか?
あん?俺?独立してめっちゃ金稼いでるわ。
ま???俺もやっぱ独立して成功目指すかな?
他人が成功している姿を見ると憧れや嫉妬の感情がでてくる。そして、自分も成功を手にしたいと考えるようになります。
そして、いつしか影響されて道はどんどんずれていく…
うまい話を聞くと流れてしまう気持ちはわかります。誰でも最短で成功を掴みたいと願うはず。
なぜ他人軸はダメなのか?
別に他人軸で人生決めてもよくね?他人によく思われたいだろ?
他者によく思われたい。誰しもが持っている感情でしょう。
しかし、他人軸で仕事や人生を決めるのは注意すべきです。
- 後々後悔する
- 失敗する可能性が高い
上記2つの結果に陥るからです。
他人軸で物事を決断すると言うことは、、、
自分で考えて決断した道では無いから失敗のリスクが高いです。
自分で決めた道で考えが揺るがないのであれば他人の目線など気になりません。
しかし、他者の評判や意見で選んだ道はまた他者の意見で考えが変わってしまう可能性があります。自分の考えという軸が無いので簡単に風で流されてしまう感じですね。
最初はいいけど、不満がでてくるでしょう。簡単に他の意見で考えが変わり、また違う道へ行く。自分もよく他人の意見を気にして、仕事を選んでいた。
失敗する理由
他者の評価や考えで仕事や人生を選んだ場合に失敗する。なぜ失敗するのか?
選択に対して不満がでてくるからです。
- 自分のやりたいことではなかった
- スキルと見合っていなかった
- 希望条件と違う
考えられるのは上記の様な理由です。
例えば、他人と収入で比較して金だけを判断基準で仕事を選んだとしましょう。
給与は高いけど全く自分のスキルと見合っていなくてうまく仕事ができない。失敗ばかりして毎日仕事に行きたくない。このように不幸になってしまうケースもあります。
金がいいから営業の仕事やってみたけど全くできなかった。そもそも、営業は自分には無理だとわかっていたよ…
自分自身の特性や性格、スキルを無視してしまうと結局破滅する可能性が高いです。
自分の人生は自分で決める
当然ですけど自分の人生は自分だけのものです。他の誰も責任は取ってくれないし、関係ありません。
他人基準で物事を決めない、左右されない。自分軸で常に人生の主導権を握りましょう。
- 思っているほど他人は自分に興味はない
- 批判は自分を正当化したいだけ
- 比較してもキリがない
自分軸で生きるには上記のことを頭に入れておくと良いでしょう。
本当に他人は自分が思っているほど興味はありません。気にしすぎです。見えない敵と戦うのはやめましょう。
えええ??お前の考えやばくない?絶対に成功しないよ。
いちいち他人のことを批判してくる人いますよね?
単純にマウントとって自分に自信をつけたいだけです。人生に完全なる正解のプランなんてありません。
あとは、他者と比較しても意味はありません。上には上がいてそれがエンドレスに続きます。
「隣の芝は永遠に青い」
終わることの無い競争に巻き込まれて自分を見失うのは時間の無駄です。
まとめ
仕事や人生の決断を他人軸で決めてしまうと失敗する。
理由は自分の考えで決断したわけでは無いのでいつか不満がでる。
他人軸で物事を決めてしまうのは、
- 他人と比較しての競争
- 自分の自信の無さ
この2つが原因だ。
そして、
- 収入の多い少ない
- 仕事の優劣
- 他人の成功
このあたりを意識しだすと他人の基準で物事を決めるようになってしまう。
自分軸で人生を決めるためには3つのことを頭に入れておいて欲しい
- 他人は自分にはそれほど興味がない
- マウントは自分を正当化するから行う
- 他者との比較はキリがない
すべてを決めるのは自分自身。自分の価値観で行動することでより人生が楽しくなるだろう。