
- 仕事を探しているけどハローワークの求人はどうなの?
- あんまり良いイメージが無い
- メリットとデメリットを知りたい
就活をするときに一番最初に利用するのがハローワークの求人でしょう。
世の中の大半はハローワークで仕事を探しています。

ハローワークは公的機関だし、求人も間違いないでしょう?
公的機関だから安心と考えてハローワークの求人だけを見ている人も多いですね。

つか、まじでうちの地域は仕事が無い。
仕事が無い=ハローワークに希望の求人が無いからって意味で使っている人もいます。
正直言ってハローワークの求人はどうなのか?
本当に仕事がなくて希望の仕事に就職できないのでしょうか?
本記事ではハローワークを利用するメリットとデメリットを紹介します。
目次
ハローワークの求人掲載について

ああ、新しい従業員ほしいからハロワに求人だすかよ。
なぜ、企業はハローワークに求人を掲載するのでしょうか?

リクナビとか転職サイトもあるし、今の時代はネットを使っての転職じゃね?
ハロワに求人を掲載するメリットが存在します。
- 無料で掲載できる
- 一番人が使うから
この2点が考えられます。
いちいちハロワに行って紙に書いて申請する手間があります。
しかし、無料で掲載できるので無駄な出費がなくてすみます。

転職サイトなどと違ってハローワークは厚生労働省が運営しているので金を取らない。
転職サイトや求人誌に掲載すると数千円から数万円はかかるそうです。
全国のハローワークの求人を見ることができます。
圧倒的に利用する人が多いので人材を確保しやすいのも企業側にメリットがあると考えられます。
掲載拒否もある

公的機関ならハロワの求人は安心安全でしょ?
実は求人の掲載拒否もできるようになりました。
改正職業安定法で求人不受理が可能になりました。
① 内容が法令に違反する求⼈
② 労働条件が通常の労働条件と⽐べて著しく不適当な求⼈
③ 求人者が労働条件を明示しない求人
④ ⼀定の労働関係法令違反のある求⼈者による求⼈
⑤ 暴⼒団員など(※)による求人(※)暴⼒団員、法⼈で役員の中に暴⼒団員がいる者、暴⼒団員がその事業活動を支配する者
⑥ 職業紹介事業者からの自己申告の求めに応じなかった求人者による求人
上記の要件に該当している求人は受理しなくてOKということです。
受理しなくて良い根拠となる法律の規定があります。
- 労働基準法
- 最低賃金法
- 職業安定法
- 男女雇用機会均等法
- 育児介護休業法
どんな企業でも掲載できるわけではありません。

求人で「募集しているの女性だけです」とか性別で差別するようなことはもちろんダメですね。
掲載拒否ができるしハローワークの求人は良い求人ばかりなのか?
実は地雷がたくさん埋まっている…
ハロワ求人のメリット

早く仕事を決めたい…
毎日がつらい…
ハローワークの求人に応募するメリットを紹介します。
- 採用まで早い
- 地元で働ける
- 求人数が多い
順番に解説していきます。
採用まで早い
転職サイトの求人と違い、採用までの時間がかからない求人が多いです。
書類選考や筆記試験がなく、面接だけの会社も多いです。
すぐに仕事を決めたい方にはおすすめです。
地元で働ける
当然のことながら地元の会社も大半はハローワークに求人を掲載します。
地元で働きたい人にはおすすめです。
逆に転職サイトやエージェントを利用した場合、地方の田舎の求人はかなり少ないです。
地方の人はハローワークで求人を見つけるしかない可能性があります。

私も地方の田舎なので転職サイトは隣の市の求人が多いです。
どうしてもハロワ中心の就活になってしまいます。
しかも希望の求人が無いし結構摘みますよね。
求人が多い
圧倒的求人数の多さも魅力の一つです。
毎日求人が掲載されますので自分に合った仕事に出会える可能性があります。
ただ、玉石混交なので注意が必要です。
デメリット
公的機関で取り扱っている求人だから安心ではありません。

嘘だっっっっ
デメリットも存在します。
- 空求人
- 嘘の条件
- ブラック企業

ハローワーク求人の場合、職員にいろいろ質問したり、会社に問い合わせてくれます。
速攻応募するのではなく情報を集めて行動する方が良いです。
空求人

なんか応募しようとしたら募集してなかった。
空求人とは採用する気がないのに掲載されている求人のことです。
空求人が掲載される意味は2つ考えられます。
- とりあえず掲載しとく
- 募集が終わっていた
とりあえず掲載しておく意味は、「もし良い人が来たら採用するかな?」と言うことです。
基本的に採用する気がないけどほんとに優秀な人がいれば採用するってことなので応募するだけ無駄になる可能性が高いです。
すでに採用が決まっているのにも関わらず掲載取り下げを忘れているパターンです。
ハローワークに求人を掲載するのは無料です。
なので放置していてもお金が取られません。

私は採用が決まっている空求人にあたったことがある。
掲載取り消しを忘れるような適当な会社にいかなくて良かったと思ってます。
空求人を見分けるにはいくつかポイントがあります。
- 年間を通して採用人数が一人や0人とか極端に少ない
- いつまでも求人が掲載されている
もし、応募したい求人が空求人だと感じたら職員に聞いてみると良いでしょう。

まじで空求人は迷惑。
やっと希望の仕事を見つけたと思ったら募集してないとか。
ましてや、面接に行って採用する気無いなら時間の無駄です。
嘘の条件
- 土日祝休み
- 年間休日125日
- ボーナス○ヶ月

嘘だっっっっ
求人票に書いてあることと実際の条件が大きくことなることがあります。
この条件は面接に行って説明を聞くか、ハローワークの職員に確認してもらうしかないです。
- 繁忙期は休みが殆どない
- 賞与なし
- 日給制だった
- 休みが独自の制度で完全週休2日ではなかった
ほんとに蓋を開けてみないとわからないことが多いです。

聞いた話によると昔はネットで求人を見るのではなく、求人票がファイルに挟んであってそれで検索するようでした。
紙に「嘘つき」とか結構書かれてたみたいです。
求職者が嘘の条件で騙されて、怒って書いた文句がたくさんあったみたいです。
一番最悪なパターンは採用されて働いてみて知ることです。

私の先輩が言っていました。
ハローワークの求人は嘘書いてるところが多いから慎重に選んで、条件を確認するべきと。
ブラック企業

ハローワークでは求人掲載拒否もあるし、ブラック企業なんてないでしょ?
残念!!!めっちゃ地雷落ちてます。
ブラック企業だと知らないで入社してひどい目にあったなんてことは普通にあります。

自分も知らないで焦って決めて入社した会社が全国的にも有名なブラック企業でした。
本当に心身ともに追い詰められて地獄でした。
ブラック企業を選ばないためにも会社の口コミは見るべきです。


口コミを見るのはわかったけど地元の企業だったらネットに出てなくね?
確かに地元の会社ならネットに情報が出ていないことが多い。
その場合は知り合いや友達に聞いてみたり、ハローワークの職員に聞いてみるべきです。
ハローワークの職員も結構情報を教えてくれますよ。
ハローワーク求人を利用すべき人
これまでメリットとデメリットを紹介しました。
ハローワークの求人は利用すべきなのでしょうか?
こんな人にはおすすめだと考えます。
- すぐにでも働きたい人
- 地方の人
- 条件を求めてない人
すぐに仕事に付きたい人は良いでしょう。
ほんとに地方の田舎で求人が無い人はやっぱりハローワークを頼らざる得ない。
そして、仕事の条件に何も求めていない人もおすすめです。
働ければ何でも良い。
それならばたくさん選べると感じます。

仕事が無い=自分の条件にあった仕事が無い。だからハローワークは仕事が無いと言われる。
でも、条件を考えなければたくさんあります。(当然ですが)
転職サイトの利用も

- 地方にいるし仕事がない
- 転職サイトなんて使えるの?
- 働いてないと周りの目が気になる
- 支払いもあるし早く決めたい
地方の田舎で仕事探してるけど、ハローワークの求人は条件がなくて困っている。
このまま自分は何もできなくて終わっていくのか?
わかります。
絶望しますよね?
焦りとイライラばかりが出てきてどうしようもなくなってしまう。
これだけは言えます。
焦ると絶対に失敗します。
焦らず長期戦を考えて行くべきです。
転職サイトとハローワークの両方を活用して活動してみてはどうでしょうか?


貯金も無いし早く金稼がねえとダメなんだよ。
お金が厳しいなら繋で働きながら活動すべき。
焦りは冷静な判断ができなくなります。
非正規でも収入があれば落ち着いて活動ができます。
転職サイトは就職までに時間がかかりますが、良い求人に出会う可能性も高いです。
転職サイト+ハローワーク+長期戦での活動を強くおすすめします。